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映画『わたしかもしれない(仮)』メインキャスト決定!!

映画「わたしかもしれない(仮)」キャスト

2024年夏に完成を予定しているエイジアムービー新作映画『わたしかもしれない(仮)』のキャストが決まりました。

深山はるか役/道田里羽(みちだ・りう)

俳優・書家。神奈川県横浜市出身。初主演映画、井樫彩監督『溶ける』(2016)が第70回カンヌ国際映画祭シネフォンダシオンに正式出品。その後、野本梢監督『透明花火』(2018)に出演。今作は2度目の起用となる。書歴19年。全日本書芸文化院 漢字部 師範。講師や映画の題字書き等、幅広く活動している。

【コメント】

私は幼い頃からずっとニキビに悩まされています。とあることが原因でできやすいと診断された時は”わたし”ではなく”体質”のせいだと、変えられない現実への悔しさと、言い訳として甘えられる悦びが生まれてきました。

今作の主人公も同じく、望まない体質に悩まされます。 自分の心と遠いからだをどう受け止めていけばいいのか。 皆様にとって今作が、自分を知る・誰かと話すきっかけになりますように。精進します。

牧優佳里役/滝澤エリカ(たきざわ・えりか)

2005年9月4日生まれ。東京都出身。GINZA、bis、Viviなど、数多くのWEBや雑誌でファッションモデルとして出演するかたわら、2019年に東京ガールズコレクションにてランウェイデビュー。映画『ジオラマボーイ・パノラマガール』(2020/瀬田なつき監督)ではカエデ役として女優デビュー。以降、CMやミュージックビデオ、TV・映画作品などで活躍中。

【コメント】

牧優佳里役を演じさせていただきます、滝澤エリカです。

10代特有の悩みを抱えながら、悩みを打ち明けることが出来ない14才の女の子を演じるにあたり、彼女の心情や行動に私自身共感できる部分はあるか?と、日々、優佳里と真正面から向き合うようにしています。

年齢関係なく、人間関係・妊娠や身体の悩みは、オープンに人に話す事ができない世の中ですが、この物語はそんな中でも時には人に頼る事の大切さ、人のぬくもりを実感できる作品だと思っています。

観ていただいた方々に何かを感じていただき、少しでも多くの方の心に寄り添えることができたら嬉しいです。

長沢葉子/熊谷真実(くまがい・まみ)

東京都出身。1979年NHK朝の連続テレビ小説『マー姉ちゃん』の主役に抜擢、同年エランドール賞を受賞。『マンザナ、わが町』(2016)で紀伊国屋演劇賞・読売演劇賞受賞。女優だけでなくタレントなど幅広いジャンルで活躍を続ける。

【コメント】

台本を読んで若い頃を思い出しました。わたしも沢山悩んできたな。自分の身体がどうなってるかもわからず,好きな人ができたら子供がほしいと思っても、自分の身体の事はまるきり知らなかった。

婦人科に行くのも気が引けて,恥ずかしさが先に立っていた若い頃。こんな映画が若い頃にあったら、一人で悩まず勇気づけられただろうな。まずは自分の身体を知って欲しい。今言えることはそれですね。性関係を持つことも,子供が欲しいと思うことも、それは自然な事かもしれないけど、そのまえに自分の身体がどうなってるかを知って欲しい。

それを促してくれる本当に良い脚本でした。

沢山の女性、特に若い女性に見ていただきたいです。

秋田誠治役/井上拓哉(いのうえ・たくや)

1995年11月7日生まれ。兵庫県出身。劇団Patch1期生として俳優デビュー。主な出演作にフジテレビ 火曜ACTION!「僕たちの校内放送」、NHK連続テレビ小説「おちょやん」(富川福助役)、「あさが来た」、「べっぴんさん」、「わろてんか」、「まんぷく」、オフィスコットーネプロデュース綿貫凜追悼公演『磁界』などがある。

藤井(鈴木)香織役/平川はる香(ひらかわ・はるか)

北海道札幌市出身。2016年まで宝塚歌劇団に在籍。退団後は俳優として舞台や映像作品を中心に活動。『オジキタザワ』(2022)では映画初出演にして主演を務め、第14回下北沢映画祭でオープニング上映されるなど話題を集めた。公開待機作に『ゴールド』(知多良監督)など。憧れは樹木希林さん。

長沢葉奈役/中山来未(なかやま・くるみ)

1995年9月1日生まれ。北海道出身。オーディションリアリティ番組『ザ・ラストヒロイン〜ワルキューレの審判〜』にてグランプリを受賞。近年の主な出演作に映画『裸の天使 赤い部屋』(2021)、NHK北海道発地域ドラマ『春の翼』(主演/2022)。公開待機作に冨永昌敬監督『白鍵と黒鍵の間に』(2023.10.6公開)がある。

尾木晃司役/定本楓馬(さだもと・ふうま)

1995年11月23日生まれ。北海道出身。ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン(2016)にて不二周助役で本格的に俳優デビュー。主な代表作にMANKAI STAGE『A3!』ACT2!~SPRING 2023~、舞台「呪術廻戦」、映画『君たちはまだ長いトンネルの中』(2022)、『映画刀剣乱舞-黎明-』(2023)などがある。

筒井雄大役/野上天翔(のがみ・たかと)

2004年12月6日生まれ。福岡県出身。小学生の頃から芸能活動をスタートし、映画『なつやすみの巨匠』(2015)のオーディションで主演に抜擢。以降、短編映画や舞台などの経験を重ね、短編映画『僕だけは知っている』(主演/2019)では「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア 2019 ジャパン部門 ベストアクターアワード」を受賞した。

深山賢二役/幹てつや(かりすま〜ず)(みき・てつや)

吉本興業所属のお笑い芸人。1997年にフジテレビ『ボキャブラ天国』で全国区デビュー。その後、Eテレで歌う理科のお兄さん、NHK-BSの連ドラ、ラジオのパーソナリティ、矢沢永吉モノマネなど活動の幅を広げる。近年は舞台を中心に俳優としての活動を精力的に行い『ファントム』等のミュージカルにも出演。

日向颯太役/そら

初期のYouTuber業界を牽引したクリエイターの一人であり、企画や編集能力に長けていることはもちろん、俳優やアーティスト業など幅広い才能を持つ。人想いでチャーミングな人柄で人望も熱く、性別問わず若年層からの高い支持を受ける。

牧悦子役/逢坂由委子(おうさか・ゆいこ)

1984年生まれ、札幌市出身。15歳の時、北海道・北広島で開催された『つかこうへい北海道演劇人育成セミナー』の公演にて主演をし、初めて舞台に立つ。出演作に『オーバー・フェンス』(山下敦弘監督 2016年)『未成年だけどコドモじゃない』(英勉監督 2017年)『美しい星』(吉田大八監督 2017年)など。

牧まりん役/大貝瑠美華(おおがい・るみか

2011年生まれ。埼玉県出身。7才から子役として活動をスタート。主な出演作にドラマ「ミステリと言う勿れ」、「PICU」、「 もう一度パパと呼ばれる日 」など多数。2023年には脚本家・坂元裕二によるNetflix映画『クレイジークルーズ』(瀧悠輔監督)が待機中。

梅野桜子役/美桜子(みおこ)

2007年生まれ。野本梢監督『朝をこえて星をこえて』でデビュー。他の主な出演作には『彼女たちの話』(主演/2022)、『3653の旅』(2021)、ハマノヒロチカMV「センチメンタル」などがある。特技は6才から続けているバトントワリング。趣味はスキューバダイビング(PADI.ADWライセンス所持)、空手(極真会館)。

磯部太一役/牧海斗(まき・かいと

2003年生まれ、東京都出身。私の卒業プロジェクトにて第四期メンバーに選ばれ、TV、映画、CMなど映像を中心に活動。「失敗を恐れずチャレンジし、突き進むこと」を強く意識し、日々挑戦している。

本田三保役/大塚菜々穂(おおつか・ななほ)

1997年京都府出身。京都造形芸術大学(現京都芸術大学)を2020年に卒業。主演、プロデューサーを務めた卒業制作『雨の方舟』が、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭にノミネートされ、その後劇場公開。他の出演作に『浜辺のゲーム』(2019)、『A CHAOS CONTROL』(2022)などがある。

元木紗香役/村上りおん(むらかみ・りおん)

2009年生まれ。愛知県出身。特技はダンス・日舞・テコンドー。小学生時よりモデルとして活動を始め、現在は役者業へも活動の場を広げている。本作品が本人初の映画出演となる。

秋田仁誠役/小沼朝生(おぬま・あさお)

1968年生まれ。福島県出身。長く舞台俳優として活動していたが、50代からは映像作品に数多く出演。最近の出演作として、映画では『銀河鉄道の父』(2023)、『沈黙のパレード』(2022)、ドラマではTBS「ラストマンー全盲の捜査官ー」などがある。

相川由奈役/坂田遥香(さかた・はるか)

1996年生まれ、滋賀県出身。主な出演作に、映画『氷菓』(2017)、『いぬやしき』(2018)、『ホットギミックガールミーツボーイ』(2019)、ドラマ「ゾン100〜ゾンビになるまでにしたい100のこと」(2023)、「I’s」(2019)、川崎鷹也 MV「君の為のキミノウタ」、 BRADIO MV「幸せのシャナナ」など。

須田涼役/しゅんしゅんクリニックP 

1983年、群馬県出身。NSC東京校を卒業後、2011年に吉本興業所属のコンビ「フレミング」としてデビュー。2016年コンビ解散後、ピン芸人「しゅんしゅんクリニックP」に。現在は芸人として活動しながらクリニックに勤務し、YouTubeでメディカル情報を発信するなど、医療従事者としての情報発信も行う。

城島穣役/大高洋夫(おおたか・ひろお

1959年6月27日生まれ。新潟県長岡市出身。早稲田大学在学中に鴻上尚史と共に 『第三舞台』 旗揚げし、以後同劇団のほぼ全作品に出演、中心俳優として活躍した。現在では舞台のみならず、映画・ドラマ・ラジオ・バラエティと幅広く活躍している。

  • スタッフプロフィール&コメント

千種ゆり子/企画・プロデュース

埼玉県富士見市出身。一橋大学法学部を卒業後、一般企業に就職、2013年に気象予報士資格取得。NHK青森を経て、テレビ朝日「スーパーJチャンネル(土日)」や、TBS「THE TIME,」に気象キャスターとして出演。2022年には、26歳の時に難治性の不妊症である早発閉経と診断されたことを公表し、Yahoo!ニュースに掲載。1000件以上のコメントが寄せられるなど大きな反響があった。気象予報士としての仕事だけでなく、自分の身体に目を向けることの大切さを伝える活動にも力を入れている。

【コメント】

私は26歳のときに「早発閉経」と診断され、28~29歳で卵巣の摘出や凍結を経験しました。24歳のときから生理不順を理由に近所の産婦人科を訪れていましたが、まさか自分が不妊になるとは思ってもおらず、セカンドオピニオンで専門医の診察を受けに行かなかったことを後悔しています。

自ら不妊についての情報を得たり、周りの人に相談したりしていれば、子どもを持つ未来を描けたかもしれない。

同じような想いをする人を減らしたいという気持ちで、去年秋、早発閉経と診断されたことを公表しました。Yahoo!ニュースの1000件以上のコメントに加え、「私も不妊治療中です」「自分も実は流産していました」「子宮頸がんで、子宮を全摘出しました」など、直接のDMもたくさんいただきました。

みんな言えないだけで、色々な悩みを抱えている。そんな悩みを打ち明けていただき、私には何ができるんだろうと考えたとき、私にできることは、発信活動を続けていくことなんだろうと思いました。そこで今回は、より多くの人に婦人科受診の大切さを伝えるために映画製作をすることになりました。

すでに映画製作の準備は進んでいますが、この映画の製作費用およびプロモーション費用をご支援いただけないかと思い、クラウドファンディングに挑戦することに決めました。

今回のプロジェクトでは、若い世代に試写会のチケットをプレゼントできるリターンも用意しています。

ご支援の力と共に、若い女性が婦人科に行くきっかけになる映画を、この世に送り出していけたらと思います。

野本梢/監督・脚本

埼玉県出身。学習院大学文学部在学時よりMV 制作会社に所属し、卒業後はスポーツインストラクターやテレビ局の事務などをしながら、シナリオ・センターやニューシネマワークショプに通う。2020年製作の『愛のくだらない』(主演:藤原麻希)が第14回田辺・弁慶映画祭にてグランプリを受賞、池袋シネマ・ロサ他で公開された。

【コメント】

千種さんからカラダのことを話してもらったとき、恥ずかしながら、それは全く想定していないことで、私は動揺し悲しみが溢れてきて、それを悟られまいと縮こまってしまったのを覚えています。でもその時も千種さんは穏やかに、これからのことを見つめていました。

私は今まで、世の中にあまり認知されていない悩みや思い込みを作品にしてきました。それを見てきてくれた千種さんが映画を通して伝えたいと言ってくれて嬉しかったし、少し力になれるかもしれないと励まされました。

私自身、ここ数年この映画を撮ることを道標に進んで来られましたが、作品が完成したら、今度は映画が誰かの拠り所となるよう、大切に制作して参りたいと思います。

稲村久美子/エグゼクティブプロデューサー

1967年4月生まれ。映画プロデューサー。有限会社エイジア代表取締役。日本心理学会所属認定心理士。埼玉県上尾市にある「エイジア学習塾」では、心身に障がいをもつ児童、不登校児にも開かれた教育という理念の基、地域の子供たちの居場所と教育の場を私塾として提供。エイジアムービー代表作・野本梢監督と脚本を共同執筆した「次は何に生まれましょうか」、震災の体験を元にした「3653の旅」、他「彼女たちの話」など。10代のための青春マニュアル「NEONAVI」でWeb記事を連載中。

【コメント】

国籍性別立場世代に関係なく全ての皆様へ

「他人ごとでなく自分ごと」。そう感じてもらえる作品を世に出していくことが、既に私のライフスタイルです。誰かに何かを伝えたい時に、SNSという手段がある現在で、なぜ映画というまどろっこしいともいえる手段を使うのか。一つの作品をつくりあげるたびに、「もうこれでしばらく映画は、やめよう」と、思うのに。結局つくらずにいられないのは、そこに誰かの人生が息づいているからです。私は、人が気になって仕方がないのです。このたびの作品で、千種さんにお声がけ頂いたこと、野本さんと又作品をつくれることに感謝します。

映画『わたしかもしれない(仮)』

道田里羽 滝澤エリカ / 井上拓哉 平川はる香 中山来未 定本楓馬 野上天翔 幹てつや(かりすま〜ず)

逢坂由委子 大貝瑠美華 そら 美桜子 牧海斗 大塚菜々穂 村上りおん 小沼朝生 坂田遥香 しゅんしゅんクリニックP 大高洋夫 / 熊谷真実

企画・プロデュース 千種ゆり子

監督・脚本 野本梢

エグゼクティブプロデューサー 稲村久美子

撮影 知多良 照明 斉藤徹 録音 横田彰文 スタイリスト 大賀のぞみ ヘアメイク 草野咲也香 鎌田優子

メインビジュアル撮影Fujikawa hinano

制作 エイジアムービー

プロジェクトH P:https://asia-ina.com/movie/well/

クラウドファンディングサイト:https://camp-fire.jp/projects/693334

制作に関する問い合わせ・取材依頼は asia.movie.well@gmail.com(千種)