さて、池袋シネマ・ロサでの上映も終盤に差し掛かったこのタイミングで、改めて「『3653の旅』制作までの経緯」を当映画プロデューサー稲村久美子がツイートで発信しています。
既に作品をご覧いただいた皆様、これから作品をご覧いただく皆様にもぜひ、この経緯を知っていただきたいです。
#3653の旅
— 稲村久美子@猫飼・映画・3653の旅・彼女たちの話2022,8/13~池袋シネマ・ロサ/ロードショー (@kumkumina) August 22, 2022
が出来た経緯。震災直後から「東北関東草の根支援プロジェクト」と、いうものを立ち上げて、民間で石巻の方達と、イベントを何年も続けていました。心理を学んだのも震災がきっかけです。沢山の人と出会って別れて、景色を見続けて、映画で震災があったことを伝え残したかったのです。続く pic.twitter.com/y6itQZro7W
では、残り3日の上映となりましたが、引き続き皆様どうぞよろしくお願いいたします。
この映画は、女性の社会進出における不遇を目の当たりにするも、男女という対立構造に疑問を持ち始める中学生の少女を描いた中編映画です。
少人数で撮影日の間隔を空け、感染症のリスクヘッジを図りながら2年の歳月をかけて撮影されました。
その2年という期間は作品を顧みる機会を与え、客観的に作品を判断し新たに脚本を書き加えていくという新しいスタイルの映画となりました。
監督は田辺・弁慶映画祭グランプリ受賞作品『愛のくだらない』の野本梢監督です。
出演は、映画初主演となる 稲村美桜子 、『アルム』『おろかもの』で主演を務めた 笠松七海 のほか、昨年 TEMPURA KIDZ を卒業し俳優や振付師として活躍する関口蒼、『LIFE IS STAIRS』『あのこを忘れて』と出演作の映画祭選出が続く中村更紗、ミス iD202 1 にて戦うヒロイン賞と辻愛沙子賞をW 受賞し『ヘブンズ・ラッシュ』『ファーストミッション』等アクション俳優として人気を博す 絢寧 をメインキャストに、坂口彩夏、花音、足立英、八木拓海、津田恭佑ら注目の若手俳優が多く出演しています 。
出演は岩手県出身の中村更紗、『ボクらのホームパーティー』の卯ノ原圭吾、『優しさのすべて』で TAMA NEW WAVE 女優賞ノミネートの二田絢乃など、昨年より出演作が急増している今注目の俳優たちです。
本作のメインビジュアルは出演の卯ノ原圭吾さんが撮影。震災当時多くの方が避難した日和山での一枚です。
今現地で生きる人々を石巻市のみやぎ東日本大震災津波伝承館など多くのご協力の元、描いた作品です。